メソッドダイレクターの仕事

こんにちは、テックタックフットボールトレーニングでメソッドダイレクターを務める砂川太希です。 
 
 
 
テックタックフットボールトレーニングは、
2024年4月からスタートした
技術と戦術に特化した少人数制、個別指導のサッカースクールです。 
 
第一校目を東京/蒲田・千鳥町の人工芝フットサルコート「K-FIELD」に
オープンしました。 
 
「上手くなりたい」「スタメンになりたい」「Aチームに上がりたい」
「サッカー選手になって海外で活躍したい」
明確な目標を持った選手たちが集まって、活動しています！ 
 
今回は、私がTEC-TAC FOOTBALL TRAININGのメソッドダイレクターとして
どのような仕事をしているかについてご紹介します。 
 
 
 

①年間計画の策定 

 
まず、年間計画を策定することから始めます。サッカーにおいて重要な4つの局面（セット攻撃、セット守備、攻守と守攻の切り替え）と、13のシチュエーションを半年間でカバーするスケジュールを組んでいます。
当初は1年間で全てのシチュエーションをテーマとする年間計画でしたが、選手たちが、学んだことを即座に試合に反映できるよう、半分の期間で進行するように改善しました。
これにより、1年で全ての局面とシチュエーションを2周する形になります。 
 
毎週のトレーニングでは、その日のシチュエーションに基づいたテーマを設定し、選手に必要な戦術やテクニックを重点的に指導します。 
 
 
 

②選手との個人面談 

 
メソッドダイレクターの重要な役割のひとつが、TEC-TAC FOOTBALL TRAININGに通ってくれる選手との個人面談です。
年間3～4回、選手それぞれとオンラインで個別面談を行います。
最初の面談では、現在所属しているチームでのポジションや得意なプレー、課題に感じていること、中長期での目標や将来の夢などをヒアリングします。
2回目以降は、数ヶ月間の成長や新たな課題を確認し、目標への進捗を確認します。 
 
これらの面談はすべて録画され、終了後に保護者の方とも共有しています。
ピッチで実際に指導するコーチングスタッフにも共有し、個々の選手に寄り添った指導を目指し、面談内容をトレーニングに反映させています。 
 

③トレーニングメニューの作成 

 
トレーニングメニューは、年間計画と個人面談での情報を基に、毎週新たに作成します。
トレーニングは以下の流れで進行します。 
 

・ウォーミングアップとフィジカルチェック 

 
股関節の可動域を広げるエクササイズや柔軟性を高めるトレーニングを行い、身体の動かし方を学び、習得していきます。 
 

・アナリティックトレーニング 

 
技術的な要素にフォーカスしたトレーニングを実施します。反復形式を取りながらも、戦術的な要素(いつ、どこで、何のために使う技術なのか)や認知と判断も必要なトレーニングを行います。 
 

・グローバルトレーニング 

 
認知や判断が必要な状況で、普遍的な戦術的アクション(個人・グループ)を学ぶトレーニングを行います。ここでは途中でコーチが選手への発問も交えながらトレーニングのポイントを整理する時間も作ります。
また、選手の理解度に合わせた個別指導やポジションに特化した専門的な指導をマンツーマン形式で実施します。 
 

・インテグラルトレーニング 

 
攻守の切り替えを含む実践的なトレーニングを行います。ただし、ルールを設けないフリーなゲームは実施せず、常に戦術的な学びのあるメニューを行います。
できるだけ連続してプレーし、トレーニングの中で最も試合に近い状況となるようにオーガナイズします。 
 

④選手向けの事前映像作成 

 
トレーニングの前には、その日のテーマに関する映像を作成し、選手に事前に共有します。
プロの試合映像やバルセロナの育成年代のプレーを参考に、具体的なテクニックのアイディアや戦術的な解決方法を映像を通して事前に学んでもらいます。
これにより、選手たちはトレーニングに臨む前から明確なイメージを持つことができ、トレーニングのクオリティの向上に役立っています。 
 
 
 

⑤コーチ陣へのトレーニング説明 

 
作成したトレーニングメニューの内容は、案としてコーチ陣に動画とPDF資料で共有します。
コーチたちはこの内容をもとに、当日の実際の選手の状況を鑑み、柔軟に適応し指導を行います。
選手のレベルやトレーニング環境に合わせて微調整を行い、より効果的かつ効率よく指導ができるように取り組んでいます。 
 
 
 

⑥トレーニング映像の視聴・フィードバック 

 
トレーニングは常に映像で記録し、後日その映像を確認しています。
映像から気になるシーンを切り抜き、コメントを加えたハイライト映像を選手にフィードバックとして提供します。
自分のプレーを映像で確認することで、改善点が明確になり、次のトレーニングに活かすことができます。また、客観的に自分を見つめることにより、メタ認知力の向上の手助けにもなります。 
 
 
 

⑦コーチ陣とのミーティング 

 
テックタックフットボールトレーニングでは、メソッドダイレクターの私以外に、実際にスクールを指導する3人のコーチがいます。
月に最低1回はオンラインでミーティングを行い、トレーニングの振り返りや今後の計画について話し合います。
これにより、コーチ全員で一貫した指導を行うことができ、選手たちにとって最適なトレーニング環境を提供しています。 
 
 
 
以上が、メソッドダイレクターとしての私の主な業務内容です。
選手それぞれの成長を見守りながら、最適なトレーニングと指導を提供するために、日々努力を重ねています。
これからも、選手たちが自分の可能性を最大限に発揮できるよう、全力でサポートしていきます。 
 

無料体験のお申し込み 

 
個人に合わせたトレーニング
欧州基準のコンセプト
少人数制で一人一人にフォーカスした指導
で、ライバルを超えていく。ライバルと差をつける。 
 
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